毎日を美肌習慣に!肌の水分量アップさせるコツ8つを紹介

美肌に憧れる女性は多いものです。しかし現実と理想とは中々違うもの。そんな諦めをすでに持っていませんか?美肌の鍵となる水分量をアップさせる方法を知れば毎日が変わるはずです。
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美肌になりたい!そもそも肌の水分量ってなんなの
肌に水分が不足してきたと感じる女性は、肌に潤いが満たされていないと感じるようになったからですが、この肌の水分量は年齢とともに低下していくものです。しかし、肌がキレイな人は年齢に関係なく肌も潤っていて、とてもキレイな肌をしていますよね。
この秘密は美しくなめらかな肌質に欠かせないのは、自分自身の肌をしっかりと理解していることも大きな理由です。よく言われるみずみずしい肌と透き通ったような透明感のある肌というのは、どれにも共通する事として肌の水分量が影響を与えています。
これはもちろん美白として考えても、肌の水分量は非常に大切なことです。また年齢とともに隠せなくなってくるシワやたるみ!!これも肌の水分量が低下することによって起こります。
シワを予防するために必要な栄養はこちらの記事を参考にしてください。
こうしたことまとめて肌に水分量が欠かせないということですが、肌の水分がどうして失われていくか知っていますか?もちろん年齢によるものも関係していますが、肌の水分量が失われていく原因は、普段何気なくしている肌への刺激が大きな原因になっています。
それが・・・・・
- 加齢による
- 日焼けをする
- 乾燥している
- 摩擦させている
- 女性ホルモンの乱れ
- 喫煙による
- 生活習慣の乱れによる
ざっと並べてみても、これだけ肌の水分量を不足させる要因が数多くあることがわかると思います。また肌の水分量は少ないことで、肌に皮脂が分泌されやすくなることで肌バランスも乱れてしまうことになります。
こうした肌の水分量が少なくなっていることで、全てが悪循環に陥ってしまうことになってしまうのです。
では、肌に潤いがあってみずみずしい肌を想像すると、まず赤ちゃんの肌を思い浮かべる人もいると思います。この赤ちゃんの肌の水分量は約80%もの水分で肌を潤わせています。しかし、多くの女性の肌に水分が不足している場合の水分量は65%~70%程度しかありません。
そして肌が乾燥すると感じるようになった頃の水分量というのは、角質層に水分量が20%以下になった状態だと、肌が乾燥していると感じるようになります。そして本来なければならない角質層の水分量は40%程度です。
数字だけみても肌にこれだけ水分量が足りていない事がよくわかると思います。
肌の水分量を保持させる役割はどこにある?
セラミドという言葉を聞いたことがある女性は多いと思います。このセラミドが角質層の水分を保持させるために欠かせない成分だということは認知されていることだと思います。しかし具体的に・・・・・・。
と聞かれれば難しいかもしれません。セラミドは表皮の一番上にある角質層の中にある細胞間脂質を構成するために成分の一つで、細胞間脂質の役割は、天然保湿因子が持つ水分を挟み込むように水分を逃さない役割を持っています。
これが肌の水分を保持するための保持力を持っています。またこの細胞間脂質の主成分となるのがセラミドで、約50%をも占めることからもわかるとおりセラミドが不足するということが肌の水分を保持できなくさせている原因なのです。
そしてこのセラミドは肌のターンオーバーで生成されるものです。角質層が28日周期を目安に肌が生まれ変わることで、セラミドや天然保湿因子などが生成されていきます。つまりセラミドを生成するためにはターンオーバーが非常に重要だということです。
そのためにやるべきことは、セラミドを補給することになります!!
セラミドを補給したい!具体的にはどうすれば?
肌の水分量を不足させずにアップさせていくためには、まずは肌の水分量が逃げていかない肌にしていくことが大切になります。つまり肌の潤いを保つために重要な「天然保湿因子」と「皮脂」と「細胞間脂質」の3つを正常な状態にすることです。
具体的にはセラミドをカラダの内側から摂る場合と外から補う場合の2つに分かれますが、カラダの内側からセラミドを補給していくためには、セラミドを含む食べ物を摂ることが肌の保湿力を維持させることができます。
これは、セラミドが含まれている食べ物を摂ることで腸で吸収されることで分解され、スフィンゴシンという成分が角質層に作用することでセラミドが生成されます。そのためにセラミドを含む食べ物を摂ることで肌の保湿力を維持させようというわけです。
セラミドを含む食べ物
- 米(米ぬか)
- 小麦(小麦胚芽)
- 大豆
- こんにゃく芋
- 牛乳
- 黒色の食品(黒豆、小豆、ゴボウ、ヒジキ、わかめ、コーヒー)
この中でも特にセラミドを多く含んでいる食べ物が、こんにゃく芋です。ただセラミドは1日に600マイクログラム摂らなければなりません。これは生イモこんにゃくであれば約半丁とるだけでいいのです。
セラミドを減らす食べ物がある!
セラミドを含む食べ物を摂ることでセラミドの産生を増やすことに繋がる一方で、セラミドを減らしてしまう食べ物もあるために注意しておくことも大切です。それがリノール酸を過剰に摂ってしまうことです。
リノール酸といえば、コーン油、紅花油、ひまわり油、綿実油などには多く含まれています。またインスタント食品の摂りすぎにも注意しなければなりません。
理想的な水分量と油分量の目安は(測定器)
肌の潤いを保つための一つの目安として、肌の水分量を測定する測定器を利用することもできます。ただ、肌の水分や油分というのは日によって変わってくることもあるために一つの目安でしかありませんが、あくまで参考としてみることで今の肌の状態を知ることができます。
そして理想的な水分量と油分量の目安は8:2の割合です。ただこれは測定器によっても基準も異なるために、あくまで参考にしておいてください。そして理想的な水分量のある肌は40%~50%が理想です。
一つの基準として考えるのもいいかもしれませんね。また最近では肌の水分量を測定する測定器も、化粧品カウンターで診断できる以外にもアプリとして肌を診断することもできるようになっています。
美肌のカギは水分量にある!水分量を低下せないために
肌に水分量が不足することによって、肌のハリや潤い、シワやたるみにまで大きな影響を与えることがわかりましたが、こうした透き通った肌を維持させていくためにも、また美白をしていく上でも肌の水分量を不足させないことが大きな美肌を作る鍵になります。
そこで日常の中でおこなっている習慣に、肌の水分不足に繋げていないようなことがないかをチェックすると共に歯d尚水分量をアップさせるための方法を紹介します。
クレンジング料は使い分けると良い
クレンジングの役割にはこういったことがあります。
- メイクなどの脂汚れを落とす
- 毛穴に詰まった汚れの角栓、黒ずみを落とす
これは普通に洗顔してもおちない汚れで、いわゆる油性の汚れや落ちにくい汚れを落とすためにするものです。逆に洗顔をする役割には、肌に必要のない各層や余分な皮脂、汗、ほこりといったものを洗顔で落とします。
これはいわゆる水性の汚れを落とすために必要な役割があります。そしてクレンジングを使い分ける目的には、メイクの濃さや肌の状態に合わせて使い分けることが最もよい方法です。
メイクの濃さで使い分けるとは
日によって特別な日はいつもよりしっかりとしたメイクをすることもあると思います。また普段はナチュラルなメイクをする日もありますが、どちらのメイクでも同じクレンジング料を使っていると肌にとっては大きな負担になるだけです。
しっかりとメイクをした日であればメイク落ちの良いものを選びます。この時にメイクの濃さはベースメイクによって判断することです。そしてナチュラルなメイクを落とす時は、肌に余計な負担をかけないためにも洗浄力の弱いクレンジング料を使うことです。
肌質を考えるとは
クレンジングで肌のメイクや汚れなどを落とす時に、クレンジング料に含まれている界面活性剤がメイクの油分と水分で落とすことができています。この界面活性剤の配合量が多くあるにつれて洗浄力も高くなります。
つまり、ナチュラルなメイクを落とすのに、クレンジングの洗浄力が高いものを使えば肌にとっては負担にしかなりません。また肌の乾燥が気になって、肌荒れがひどいなどの時もあると思います。
そんな肌質を考えて負担ができるだけ少ないクレンジング料を使うことも大切なことです。特に肌の負担に少ないミルクタイプやクリームタイプのものを選ぶことで肌への負担を軽減できるでしょう。
クレンジングの種類はタイプによって洗浄力の高さが変わります。
- オイルタイプ
- ジェルタイプ
- クリームタイプ
- ミルクタイプ
上から順にクレンジング料の洗浄力が高くなります。また界面活性剤でもオーガニックの認証を受けているものであれば、界面活性剤でも使える成分が限られてくるためより安全性も高くなります。
洗顔は毎朝しっかりと
朝に洗顔をする人としない人。これははっきりと別れるところですが、洗顔をしたほうがいい人としない方がいい人とに分かれてきます。これは具体的に洗顔料で洗う場合と水やぬるま湯のみで洗う場合になります。
ただこの洗顔はどちらが本当は正しいのか!?
だと思います。実は洗顔料を使って洗顔することも、水やぬるま湯のみで洗顔するのも、どちらも正しいというのが正解です。これはどちらにも言えることは、自分自身の肌のコンディションに合わせた洗顔方法が正解だということです。
つまり朝の洗顔はその日の肌のコンディションに合わせて洗顔をすることです。そして一つの目安としてどちらの洗顔の仕方が合っているかを知る目安としては、敏感肌の人はぬるま湯での洗顔。
オイリー肌や混合肌の人は洗顔料での洗顔をすることが一つの目安になります。肌のタイプ別の洗顔の仕方についてはこちらの記事を参考にしてください。
ただ知っておいてほしいことが一つあります。それは夜のうちに肌は汚れているということです。これは夜につけたスキンケアでつけた化粧水の油分が時間が経つにつれて酸化すること。また寝ている間に皮脂が分泌されることで皮脂汚れになるということです。
つまり寝ている間に皮脂の成分が常在菌によって、一部の皮脂が変性することで寝起きの肌は意外と汚れているということです。そしてこの汚れた肌をそのままにしておくと、当然酸化して肌にダメージを与えてしまう事になります。
また水分も肌に浸透しにくくなるだけでなく、枕やホコリなど雑菌などが顔に付着していることにもなっています。こういったことを考えると朝はしっかりと洗顔をすることが肝心になります。そして洗顔の方法は正しいやり方をすることです。
- 顔をしっかりと濡らす
- 洗顔料はよく泡だてる
- 顎から頬にかけてのUゾーンに泡をのせ、汚れとなじませる
- 額、鼻にかけてのTゾーン、目元、唇に泡を乗せ汚れとなじませる
- 顔はこすらないようにする
- ぬるま湯で洗い流していく
- タオルで肌を押さえるようにして水分を吸い取る
化粧水はコットンを使って浸透させるほうが潤いは持続できる
化粧水をつける時に、手で肌に直接つける場合もありますが、顔全体にムラなく化粧水を浸透させ均一に塗っていこうと思ったら手よりもコットンで化粧水をなじませていくほうが均一になじませることができます。
またて肌に水分が吸収されてしまうために均一にという点ではコットンの方が優れていると言えます。またコットンでつけることによって肌深部にまで浸透させ肌体温を下げる効果があります。
これは肌の潤いを保つという意味では、手につけて化粧水をつけることで蒸発し保水力が低下してしまうために、肌温度を下げることで潤いを持続させることができます。
- 肌深部に浸透させることができる
- 潤いを持続できる
- 顔全体に均一にムラなくなじませることができる
ただ一つ気をつけておかなければならないのは、コットンをつかって肌が荒れやすい人の場合です。こういった人はコットンでの使用は控えた方がよいです。
そして手で化粧水をつけるメリットももちろんあります。
- 人肌に温めることで浸透しやすい
- 肌の状態を確認できる
- 手の温度によって成分が溶け出す物には手の方が有効になる
こうした手で直接つけることでのメリットもありますが、やはりコットンでつけるよりも肌に均一に浸透させることができるかと言えば難しいというのが実情にあります。これは手のひらに成分が吸収されてしまうことからも肌に問題がなければコットンの使用のほうがメリットだと言えるでしょう。
この理由には、肌の手入れをした後の20分後の肌の潤いを調べたデータによると手でなじませるよりもコットンで馴染ませた方が肌への浸透が高かったという結果から潤いが持続することがわかったからです。
またコットンを選ぶときに素材にこだわることで肌への摩擦抵抗も変わります。コットンそのものが化粧水を吸い込んでしまうことで化粧水が肌に浸透しきれないことを防ぐためにも中綿の素材の物や天然コットンや保湿成分が含まれたものであれば肌へ浸透しやすくなります。
また植物性由来のレーヨンのコットンもおすすめです。コットンを使った化粧水の馴染ませ方についてはこちらの動画が参考になると思います。
そして化粧水は保湿成分が配合されているものを選ぶことで、肌にしっかりと潤いを与えることができるようになります。肌の水分量をアップさせる事や維持させるためにもヒアルロン酸や、アミノ酸、コラーゲン、セラミドが含まれたものが配合されているものを選ぶことです。
血行を促進させるフェイシャルマッサージ
肌にとって血行を促進させるような刺激は筋肉や血液、リンパ液の流れを促進させる効果があります。こうしたマッサージをすることで肌の代謝が活発になり、老廃物を排出したり、肌に必要な栄養や肌に必要な美容成分を浸透させやすくします。
またマッサージを定期的にすることで美肌になれるだけでなく、小顔にも繋げることができます。そこでおすすめなのが小顔になれるリンパマッサージです。
睡眠は肌の乾燥を予防できる
肌が乾燥する原因の一つにセラミドの不足があります。このセラミドが不足する原因になるのが睡眠不足によるものです。セラミドは人が寝ている間に肌の細胞分裂とともに生み出されていきます。
そして細胞分裂に欠かせないのが成長ホルモン。この成長ホルモンは寝ている時にしか分泌されないために、睡眠が不足すればそれだけ皮膚の細胞が再生されずに肌ダメージとして水分量が不足する事態になります。
よく言われている「睡眠不足はお肌によくない」というのはしっかりとした根拠のあることなのです。
バランスのよい食事を意識を心がける
よく食事はバランスが大切と言われていますが、間違った捉え方をしている女性も少なくありません。ただダイエットのためだとか、美容のために食事を何かしら制限することで痩せようとすることがあると思いますが、ただ食事を減らせばいいというわけではないのです。
バランスの良い食事と言うのは、良質なタンパク質や、ビタミン、ミネラル、、食物繊維などを含めて全ての食事のバランスを考えてこそのことです。とくにバランスの摂れた食事ができていないとそれだけで痩せにくくなるカラダにもなります。
もちろん美容を考えた上でもカラダにとっては良いことはないはずです。
コラーゲンを摂る
コラーゲンの働きを高めると細胞の新陳代謝が良くなることを知っていますか?カラダの中でコラーゲンが生成されるためには、ビタミンCを必要としますが、普段の食事の中でコラーゲンを摂ることも大切なことです。
それだけ良質なコラーゲンを摂るということは肌にとっては代謝がスムーズになるということです。この裏付けになるのが、若い人の肌です。コラーゲン代謝がスムーズであることで肌にハリや弾力が維持でき、シワやたるみもできていないはずです。
コラーゲンの効果的な摂り方についてはこちらの記事から確認してください。
適度な運動をする
運動をすることで肌が若返るとしたら、誰もが運動を始めるに違いありません。ニキビやシワ、たるみ、シミ・・・・・年齢を感じさせる原因になる事は肌にはたくさん現れてきますよね。こうした肌への悩みの改善の一つとして適度な運動が肌改善に大きな効果があると言われています。
これは運動をすることで、その直後から実感できる肌への効果や適度な運動を続けることによって得られる肌への効果によるものです。
- 血行が促進されることで、くすみやククマの解消
- 新陳代謝が活性化されることでターンオーバーが促進
- 成長ホルモンが分泌されることで、肌に弾力とハリが生まれる
- 運動をすることで筋肉を鍛えシミやたるみを改善
- ストレスを解消することで肌トラブルを改善
- 汗をかくことでデトックス効果に繋がる
肌の水分量を絶対に下げない!気をつけるポイントは
せっかく肌の水分をアップさせる方法を知ることができても、普段から気をつけておかなければならないことを忘れてしまうと、せっかくの成果も水の泡になってしまいます。そこで肌の水分量を低下させないためにも知っておくべきポイントを紹介します。
- エアコンによる肌への乾燥に気をつける
- 冬の加湿は温度の上がりすぎに注意する
- 洗顔をするときは、体温に近い温度で洗顔をする
- 化粧水はたっぷりと使う
- コットンパックやフェイスパックを使用する時は肌に乗せる時間に注意(長時間は禁止)
まとめ
美肌であり続けるためには、肌の水分量をいかに維持させるか。また水分量をアップさせていくかになってきます。そのためには、毎日続けることで水分量をアップさせることができるために加齢とともに低下していく肌に諦めず保湿力を高めるためのコツ8つを続けることで美肌に繋げることができるでしょう。